失敗しない「自費出版」会社の選び方

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「出版」には、主に商業出版と自費出版の二種類あります。最近では、著名人だけでなく、一般人も自分のブログやレシピ、書きためていたことを一冊の本として出版する「自費出版」する人も増えています。

そこで、自費出版を考えている人が、事前に頭に入れておきたい3つのことを紹介します。

「自費出版」とは

出版会社が製作費や広告費を負担する商業出版と違い、「自費出版」は、自分ですべての費用を負担します。著者である自分が、原稿の執筆から製本までの一通りのプロセスをすべて手掛けるので、自分の好みやこだわりを直接本に反映することができます。

自費出版のメリットとデメリットについて

本格的に自費出版に踏み込むなら、メリットとデメリットについて知っておきましょう。

●メリット
自費出版のメリットは、自分の好きなこと、思いや考えなどを本というかたちに残せることです。ただし、費用もそれなりにかかるので、「本にする目的は何か」ということを事前に整理しておきましょう。

また、自費出版した本が、他のブログやSNS、メディアなどで話題になることもあります。その例として挙げられるのが、ベストセラー『A型の自分の説明書』に代表される血液型別のシリーズ書籍です。1000部の自費出版から「血液型あるある」ということで、口コミで話題になり、ブレイクした本です。

このように、本のコンセプトに読者を引きつける“要素”があると、1冊の本をきっかけに新たなビジネスチャンスが生まれる可能性もあります。

●デメリット
自費出版した本は書店には並ばないので、著者自ら率先して本を販売する必要があります。自分の本を多くの人たちに知ってもらいたいなら、書店以外の販売ルートを調べたり、自らイベントなどを開催して販売したりする方法などもあらかじめ検討しておきましょう。
また、これまで話題になった自費出版の著者が、どのように販売していたかを調べ、分析してみるのもよいでしょう。

自費出版会社の選び方について

自費出版を扱う会社には、有名な会社から少数精鋭の会社まで様々ですが、出版会社の選び方のポイントはどの会社でも共通です。

1. 出版会社との話し合いの時間がきちんと設けられているか
2. 自費出版は冊数・ページ数・本のタイプによって、費用が異なるので、自費出版の見積もりの詳細が明確に提示しているか
3. 基本的な見積もり費用だけでなく、印刷見本などのオプションと重版になったときに追加で発生する費用についてもきちんと説明がされているか
4. 初版後の出版社サイドのアフターフォローの詳細が明確になっているか

以上4点を踏まえて、自分に相応しい自費出版会社を選びましょう。自費出版を成功させるには、事前リサーチが肝といえそうですね。

文:小田るみ子